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ヌクレオチド代謝系酵素によるRNA認識機構の解析

Research Project

Project/Area Number 05265206
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

三瓶 嚴一  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助手 (60215928)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Keywordsヌクレオチド代謝系 / AMPキナーゼ / GMPキナーゼ
Research Abstract

本研究はA、G、U、Cそれぞれのヌクレオチドに特異的な大腸菌ヌクレオチド一りん酸キナーゼ(NK)について大量発現系を作成し、NMPの酵素的りん酸化(NTP合成)へ利用することと、NKを核磁気共鳴などの方法により立体構造レベルで解析して互いの共通点・相違点を調べ、NKの核酸塩基識別機構を解明することを目的としている。
本年度はGMPキナーゼ遺伝子を既に決定されている塩基配列に基づいてPCR法により発現ベクターにクローニングした。その結果、GMPキナーゼを非常に効率良く発現させることができ、細胞粗抽出液でも高い活性を得ることができた。GMPキナーゼは安定な酵素で精製も容易であるので、この系は本酵素の安定供給に有用であると思われる。
GMPキナーゼの構造については、既に一次構造、立体構造が決定されているパン酵母のGMPキナーゼとの一次構造上のホモロジーおよび二次構造予測を参考にして立体構造のモデリングを行なった。その結果、ふたつの酵素は一次構造上3ヶ所のギャップが存在するものの、立体構造上ほとんど同一であることが予想された。さらに、このモデルを既に決定されている大腸菌AMPキナーゼの立体構造と比較してみたところ、ATPの結合に関与する領域の構造は良く保存されているが、GMPまたはAMPの結合する領域の構造は大きく異なっていることが明らかとなった。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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