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胚幹細胞への欠失変異導入法の開発

Research Project

Project/Area Number 05275204
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

宮崎 純一  東京大学, 医学部(医), 客員教授 (10200156)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 生田 宏一  東京大学, 医学部(医), 客員助教授 (90193177)
Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥4,000,000 (Direct Cost: ¥4,000,000)
Keywords胚幹細胞 / ジーンターゲッティング / 変異導入
Research Abstract

マウス胚幹(ES)細胞を用いたジーンターゲッティング法により、さまざまな遺伝子を欠損したマウスの作製が報告され、遺伝子の個体レベルでの機能の研究に大きな成果をあげている。ジーンターゲッティング法のため、DNAをES細胞に導入したとき、neo遺伝子がそれを挟む両側の配列で染色体DNAと相同組み換えを起こして取り込まれたES細胞クローンを選択することになる。このとき、2つの相同配列の間の距離は1〜2kb程度のDNAや挿入や欠失によっては、相同組み換えの効率に影響を与えないようである。さらに長い距離でも相同組み換えが可能なら、染色体上の離れた相同配列でneo遺伝子を挟み込んだDNAを作製し、ES細胞に導入し、相同組み換えを起こしたクローンを選択することにより、2つの相同配列の間にある複数の遺伝子を含む領域の欠失を引き起こすことも可能になると考えられる。本研究では、2つの相同配列の長さとその間の距離と相同組み換えの起こる頻度との関係をES細胞を用いて詳しく検討することにより、ジーンターゲッティングの技術を特定の染色体領域の欠失に応用できるかを評価することである。今年度はまずc-mpl遺伝子を対象に一般的なターゲッテイングを行い、方法の改良を行った。ES細胞についてはE14.1細胞株からさらにサブクローンB8を得て、効率よく生殖系列に伝達されることを確認した。またターゲッティング法についてはneomycinとFIAUを用いたポジティブ・ネガティブ選択を行い、サザーン法でスクリーニングするのが一般性が高いと結論された。今後、このようにして確立された方法をもとにMHC領域の欠失変異導入をES細胞で試みる予定である。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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