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免疫系に及ぼす運動の影響に関する研究:情報伝達物質と介する機構について

Research Project

Project/Area Number 05454596
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 体育学
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

河野 一郎  筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 赤間 高雄  筑波大学, 臨床医学系, 講師 (60212411)
Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥6,500,000 (Direct Cost: ¥6,500,000)
Fiscal Year 1993: ¥6,500,000 (Direct Cost: ¥6,500,000)
Keywords運動 / 免疫 / サイトカイン
Research Abstract

免疫系におよぼす運動の影響に関与すると考えられる情報伝達物質としてサイトカインに着目し研究を進めた。単球/マクロファージに関連するインターロイキン1β、腫瘍壊死因子、インターロイキン6、可溶性インターロイキン2レセプターについて健常者5名を対象とし、65%VO_2maxで30分間の自転車エルゴメーター負荷を行い、その変動を検討した。サイトカインの測定は、血漿サイトカイン濃度と、血球のサイトカイン産生能(全血培養法による)について実施した。血漿サイトカイン濃度ではIL-6濃度は負荷直後に増加傾向、SIL-2r濃度は負荷後に減少傾向を示したが、IL-1βとTNFα濃度は低値のため測定不可能であった。血球サイトカイン産生では負荷直後、IL-1βの産生が増加したものに、TNFαの産生も運動によって亢進することが示唆された。生体の状況に近い全血培養法による測定でIL-1βとTNFαの産生に増加が認められた。このことから、運動が免疫機能に与える影響の背景にはこのようなサイトカインが関与していることが示唆された。今後さらにサイトカインの作用する部位についての研究を進めたい。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-04-01   Modified: 2016-04-21  

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