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住環境評価基準の構造モデルに関する研究

Research Project

Project/Area Number 05650585
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Town planning/Architectural planning
Research InstitutionNara Women's University

Principal Investigator

多治見 左近  奈良女子大学, 生活環境学部, 助教授 (10163461)

Project Period (FY) 1993
Project Status Completed (Fiscal Year 1993)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywords住環境評価 / メッシュデータ / 密度 / 用途 / 大阪府
Research Abstract

1.研究の概要
大阪府下の住環境特性の傾向を明らかにするために、地域を約1km四方のメッシュ1134に区分し、これを単位として、建物床面積、建物用途、土地利用現況のデータを作成した。このデータを利用してクロス分析、相関分析、因子分析などの手法を用いて相互関連の分析を行った。また別途作成した商業利便性、交通利便性の資料、および地価と上記指標との関連分析を行った。
2.得られた成果
(1)メッシュ単位に建物床面積、土地利用現況を分析することによって都市圏の広域的な地域傾向、たとえば都心から郊外および方面別の傾向を明らかにすることができた。(2)指標間の相互関係の分析によって、指標の位置づけが明確になった。たとえば専用住宅地域と工業地域とが互いに排除しあう傾向をもつことや、共同住宅の立地が他の用途と無関係な分布をすること、である。(3)住環境評価指標の一つといえる地価と以上の指標との関連性は高くないことが確認された。これにより予定通り、評価指標の構造化が今後の課題となる。(4)利便性データと関連づけることによって、大阪北部と南部との地域特性の違いなどを客観的データで解明することができた。
なお今後の課題は、評価指標の構造化とデータをより多様で完成度を高くすることである。
3.科学研究費設置機器の使用
使用内容は、(1)データベースを用いて地区のデータをメッシュ単位への組替えること(2)視覚的理解のために、メッシュデータの地域分布を彩色表示すること(3)メッシュデータに対して多変量解析などの手法を適用すること(4)それらの分析の結果をグラフィック表示すること、である。
2MBをこえる膨大な情報量の処理が可能であった点、および複雑で大量の分析結果を理解しやすく表示できたという点で、設置機器は本研究に不可欠であった。

Report

(1 results)
  • 1993 Annual Research Report

URL: 

Published: 1993-03-31   Modified: 2016-04-21  

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