Project/Area Number |
05650745
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
化学工学一般
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
田中 真人 新潟大学, 工学部, 教授 (40018495)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 勇雄 新潟大学, 工学部, 助手 (00169921)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1993: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
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Keywords | 懸濁重合 / 複合体微粒子 / ポリマー粒子 / 炭化ケイ素粉末 / 粒径分布 |
Research Abstract |
スチレンの懸濁重合系に炭化ケイ素微粉末を添加して被覆型複合体微粒子を生成するための操作法を確立した。すなわち、炭化ケイ素の液・液系に対する接触角を適切に調製することにより、重合過程において、モノマー滴表面に炭化ケイ素が均一に付着することを明らかにした。また、接触角によって、複合体微粒子の形状的特性(粒径分布、平均粒径、付着強度等)が強く影響されることを明らかにした。具体的には、接触角が小さい場合(親油性の度合いが強い)に、重合過程においてポリマー滴同士の合一が活発におこるために大きい複合体微粒子が生成された。これとは逆に、接触角が大きい場合(親水性の度合いが強い)に、小さくて粒径の均一な複合体微粒子が生成された。 ポリマー粒子表面に付着した炭化ケイ素微粉末は、多重付着層を形成していること、また、この多重付着層はポリマーで強固に固定されていること、この固定は付着層を毛細管上昇により浸透するポリマーによること、等が明らかにされた。 このように生成された複合体微粒子は、熱伝導性改良用フィラーとして、あるいは、軟質材用研磨剤としての用途に適していることが判明した。
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