Project/Area Number |
05770894
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
General surgery
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
池田 譲治 東京医科大学, 医学部, 助手 (30241053)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 多剤耐性黄色ブドウ球菌 / MRSA / 抗生物質併用療法 / マクロファージ |
Research Abstract |
臨床検体から分離された多剤耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を、MRSA専用培地(ONアガ-)を用いて経代培養を行うとともに、通常の寒天培地を用いて、他の細菌、特に緑膿菌との競合性を検討した。また、アルベカシン、ホスホマイシン、クリンダマイシン、バンコマイシン等の抗生物質に対する多剤耐性黄色ブドウ球菌の感受性を測定したところ、ホスホマイシンおよびクリンダマイシンに対しては、高度ないし中等度の耐性を呈したが、アルベカシンおよびバンコマイシンには殆どが感受性であった。 さらにマクロファージとして、1.ヒト由来のマクロファージ細胞(ATCC登録番号U-937)と、2.マウス由来のマクロファージ細胞(ATCC登録番号J774A.1)の2種類の細胞を経代培養している。これらのマクロファージ細胞を多剤耐性黄色ブドウ球菌とともに培養し、多剤耐性黄色ブドウ球菌に対するマクロファージの食菌能を顕微鏡下で観察した。 今後の研究の展開としては、次の2つを行う予定である。1.複数の抗生物質の存在下における多剤耐性黄色ブドウ球菌の培養によって、抗生物質の併用療法の効果をin vitroで検討する。2.単独および複数の抗生物質と、多剤耐性黄色ブドウ球菌、マクロファージの3者を同時に培養し、その相互作用を検討する。これにより、より生体内に近い条件での抗生物質の効果判定が可能と考えられる。その検討項目としては、(1)マクロファージの存在下における多剤耐性黄色ブドウ球菌の増殖率、(2)マクロファージの多剤耐性黄色ブドウ球菌の食菌能における抗生物質の影響、などを予定している。
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