Project/Area Number |
05857110
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
内分泌・代謝学
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
渡辺 文絵 慶応義塾大学, 医学部, 助手 (50230991)
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Project Period (FY) |
1993
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1993)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1993: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 抗TSH受容体抗体 / CHO細胞 |
Research Abstract |
自己免疫性甲状腺疾患であるバセドウ病や特発性甲状腺機能低下症の原因に抗TSH受容体抗体の存在が考えられている。そこで抗TSH受容体抗体の作用機序を解明するべく以下の実験を行った。 1)教室で分離したTSH受容体遺伝子(TSHR)をDNA発現ベクター(PGEMX)組み込み(PGEMX‐TSHR)、電気的刺激により哺乳類動物細胞(CHO細胞)に発現させたCHO‐K1細胞に対するTSHの結合能を^<125>I標識TSHとの結合能により測定した。 2)TSH受容体発現細胞に対する抗TSH受容体抗体結合能を患者血清次いで^<125>I標識Protein‐Aとの反応を調べ測定した。 3)TSH受容体発現細胞にTSHおよび抗TSHおよび抗TSH受容体抗体を添加し、細胞内のc‐AMP産生量を指標に刺激活性を測定した。 4)TSH受容体cDNAの全塩基配列をジデオキシ法を用いて決定し、受容体分子の構造解析を行っているところである。
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