構造システムの材料破壊から空間破壊に至るまでの統一的解析法の開発
Project/Area Number |
05F05089
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Structural engineering/Earthquake engineering/Maintenance management engineering
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
高田 至郎 神戸大学, 工学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
IVANOV Radan Ivanov 神戸大学, 工学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 空間破壊 / 破壊数値シミュレーション / 衝突シミュレーション |
Research Abstract |
1.部屋の中にある、床と隣接して設置されている家具を想定して,その地震応答解析を行った.家具は直方体の剛体としてモデル化した.数値解析は,個別要素法(DEM)に基づき,剛体と面や要素との接触判定が可能なように改良された3次元解析プログラムを用いた. 入力加速度レベルは最大加速度がある値になるように振幅調整したいくつかのケースを用いた。 入力波は一方向震動と比べて、二方向震動、三方向震動同時に入るときの影響を試みた。上下震動が無視しても応答が大きく変わらないという結果になった。それに対して水平成分が二つ同時に入れたら応答が大きく変わりますのでその影響が無視できない。 次、摩擦係数の影響を試みました。そこで一定の入力加速度レベルに対して、いくつかの摩擦係数レベルを設定した。最大加速度が大きくなると(あるいは摩擦係数小さくなると)ともに最大変位も大きくなりますが最終変位は同じ傾向を示すとは言い切れない。得られた結果に基づいて最大加速度と摩擦係数を結ぶ式を提案しました。 最後に剛体の応答には滑りロッキングモードが生じない限り、鉛直軸に対する回転も生じない。 2.シェル有限要素に加えて、棒要素,剛体を動じに使えるように、個別要素法の解析プログラムをさらに開発しました。プログラムを使って上述の立方体のような家具を有限要素でモデル化し、地震入力に対する応答を試みた。立方体のすべての応答モード(滑り、ロッキングなど)を再現できました。しかし剛体モデルに比べて、剛性が小さかったので応答が大きく異なった。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)