耐熱性防護服の快適性改善のための人体信号処理技術の開発に関する研究
Project/Area Number |
05F05111
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Sensitivity informatics/Soft computing
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
清水 義雄 信州大学, 繊維学部 感性工学科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鄭 源英 信州大学, 繊維学部 感性工学科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 耐熱性防護服 / 消防士 / 動きやすさ / 衣服圧 / 人間・衣服・環境システム / 熱的快適性 / 人間-衣服-環境システム |
Research Abstract |
先行研究の結果では、消防士は防護服の選択基準を「保護・安全性」・「快適性」よりも「動作性・動きやすさ」にあると述べている.本研究は防護服の着用における動作性を生理反応と心理反応を計測することにより評価し,肩周り,腕の動作性の改善を目的として,防護服の着衣による肩部への圧迫についての改善案について検討することを目的とした. 防護服着用によって身体の受ける影響を計測した.生理反応と心理反応の両面からの計測により,防護服着用によって身体の疲労する箇所を知ることができた.その結果・考察を元に肩部の圧負担の軽減の改善案を検討するために,肩部へのスペーサー添付によって起こる圧力分布の変化を圧力分布センサ,エアパック式圧力センサ,心理反応を用いて計測を行った.これによりスペーサー添付による圧力分布の変化や,適当な使用するスペーサーの枚数,スペーサー添付による肩部圧負担の軽減が認められた. 今後の展望を記す.防護服着装に伴う身体のどこに力を働かせているのかを知るために重心変化の計測と運動時の運動フォームの乱れとそのときの筋電図計測を行う.今実験ではベッドに使用する材料を用いて圧力分布の変化を調査したが,横方向に大きく可動域を持つ構造のスペーサーを検討する.スペーサーの構造上,スペーサー添付によって通気性の向上が期待でき,今後,発汗による被服内気候がスペーサー添付によってもたらされる変化を計測したい.
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)