ライフサイクルインパクトアセスメント手法を用いた内陸輸送決定法に関する研究
Project/Area Number |
05F05370
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Naval and maritime engineering
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
長谷川 和彦 Osaka University, 大学院・工学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
IQBAL Kho Shahriar 大阪大学, 大学院・工学研究科, 外国人特別研究員
IQBAL Kho.Shahriar 大阪大学, 大学院・工学研究科, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 国際研究者交流 / バングラディッシュ / 河川輸送 / 陸上輸送 / ライフサイクルインパクトアセスメント / 船舶事故調査 / 復元性 / 物流 / 東南アジア |
Research Abstract |
バングラディッシュにおける海難事故の調査を行い、その統計的分析を定量的、定性的に行った。その結果、特に悪天候時における衝突や過搭載による転覆事故が多いことがわかった。そこでバングラディッシュで現在使用されている典型的な船型データから数値計算により、その復原性を検証し、悪天候で過搭載があった場合には転覆の危険性があることがわかった。そこで、簡単にできる船型の改造方式を提案し、その有効性を数値計算により検証した。 そのほかに、行政、フェリーなどの運航者がその実態を認識し、天候基準や搭載に関する規制を制定する必要性と重要性を指摘した。さらに、利用者をも含む三者が船舶の安全性に関してもっと意識を高めることの必要性と重要性についても指摘した。 ミャンマー、カンボジア、ベトナム、タイ、インドネシアにおける河川輸送の実態調査を行い、さらに比較のためヨーロッパおよびアメリカにおける河川輸送、運河輸送などの内陸水運における航行の実態は安全運航のためのインフラ整備についても調査し、今後、ますます重要性を増すアジアの河川輸送、特に多数の国にまたがるメコン川などの航行環境整備、政府間での意見調整の仕組みについても研究を行った。 最後に、すでに実施しているライフサイクルインパグトアセスメント手法を用いた輸送問題の環境評価については韓国との共同研究として実施するための、講演や研究指導を行い、今後、メコン川流域における東西および南北に計画されているコリドール計画やアジアハイウェイ構想などと比較する研究へ発展させる予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)