Project/Area Number |
05F05815
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Boundary agriculture
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Research Institution | Meiji Gakuin University |
Principal Investigator |
磯崎 博司 Meiji Gakuin University, 法学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
WANG Yanqing 明治学院大学, 法学部, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 遺伝的改変 / 遺伝子組み換え作物 / リスク評価 / カルタヘナ議定書 |
Research Abstract |
本年度は、アジアの国における、特に政策と規則、そして科学研究の進歩に関する情報収集に着手した。また、これらの国における法制度の分析を行った。また、国内の関連する研究者や資源ユーザーなどにヒアリング調査を行うとともに、今後の研究協力を円滑に進めることができるように人的ネットワークの確立に努めた。 文献研究に基づく政策分析の過程で中間発表および論議を行い、多くの貴重なコメントおよび示唆を得ることができた。それらのうち、国際レベルのものとしては、インド・ニューデリー、韓国・済州島、中国・北京、ニューヨーク、イタリア・ナポリ、つくば、幕張などで行われた組み換え農作物、バイオテクノロジー、食品安全または食品表示に関する諸国際会議があげられる。 日本と中国は、それぞれ、遺伝子改変米の研究開発を進めてきており、食品安全について共通の認識を有している。他方、中国は生物学的な特徴やストレス抵抗などの遺伝子改変米の開発に巨額の投資をしている一方で、日本は遺伝子改変米の有効機能について調査している。また、市場導入に関する決定は、中国では行政部局によって行われるが、日本においては消費者や農家のような一般市民による参加プロセスが重視されている。全体として、バイオテクノロジーによる最大の利益と最小のリスクのため、公開と参加プロセスに基づく適切な事前評価とモニタリングおよび意思決定制度、また、公平な利益配分の確保に関する地球規模の枠組みが確立されるべきである。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)