プロテインキナーゼCの機能異常による神経変性疾患発症メカニズムの研究
Project/Area Number |
05J04007
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
川崎 拓実 Kobe University, 大学院・医学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | PKC / カルシウム / チャネル / 脊髄小脳変性 / 神経変性疾患 |
Research Abstract |
PKCγ変異由来の脊髄小脳変性症の患者から異なったアミノ酸に変異がはいっていることが次々に報告されている。PKCγへの変異箇所は10以上報告されている。これまで1分子解析を用いていくつかの変異由来のPKCγの細胞膜上での滞在時間が短くなっていることを確認していたが、今回新たに報告された変異体についても同様な解析をおなった。PKCγの脂質結合部位に点変異が入っているものは、これまでの結果と同様に細胞膜上の滞在時間が短くなる傾向をもっていた。一方、キナーゼドメインに変異が入っているものは変化がみられなかった。以上のことから神経変性症の発症がPKCγの活性化と何らかの関与があると考えられた。 PKCはCa^<2+>によってその活性化が制御されることがよく知られている。細胞がレセプターを介して刺激を受けると細胞内のCa^<2+>濃度が上昇し、細胞の増殖やシグナルの伝達などイベントが起きる。最近、新しくそのCa^<2+>の上昇に重要なカルシウムチャネルが発見された。チャネルが発見される以前から、生理学的にそのカルシウムチャネルとPKCとの関連が報告されており、変位PKCがチャネルの制御になんらかの作用をるすことが示唆されたため、詳しく変異体との関与を調べることにした。その結果、wild typeのPKCはチャネルをリン酸化し、リン酸化によりチャネルの活性を変化著しく変化させることが明らかになった。また、チャネルのリン酸化サイトを同定することに成功した。変異体PKCとの相互作用については現在、研究中であるが、これらの成果を国際学会にて発表を行った。
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Report
(3 results)
Research Products
(2 results)