Project/Area Number |
05J08349
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
笠井 健太 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | LDPC符号 / 最尤復号 / 重み分布 / stopping set |
Research Abstract |
最尤復号を用いたときの誤り訂正能力を解析する手法として,符号の重み分布を用いた解析法が知られている.また,2元消失通信路におけるLDPC符号の主たる復号法であるBelief Propagationの振る舞いを解析する上で,stopping setおよびそのサイズの分布(stopping set分布)が重要な役割を果たす. 本研究では,各種LDPC符号アンサンブルの重み分布ならびにストッピングセット分布の導出を行なっている.タナーグラフ上の2種類の枝をランダムに接続することによって得られるLDPC符号と、一方の枝の接続をジグザグに固定したLDPC符号に関して、符号語重み分布ならびにstopping set分布とそれらの漸近的指数部の導出を行なっている.これは近年,容易なパンクチャビットの導入や、低計算量で優れた復号性能を発揮することから注目を集めているMulti-Edge type LDPC符号のもっともシンプルな型と見なすことができ,本研究で扱うLDPC符号の優位性を示す理論的な解析となっている. この結果は当該研究分野でもっとも権威のある国際学会であるInternational Symposium on Information Theoryにおいて発表が採録され,雑誌論文"Weight and Stopping Set Distribution of Two-Edge type LDPC Code Ensembles"として雑誌論文に掲載されている。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)