| Project/Area Number |
05J08832
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| Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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| Allocation Type | Single-year Grants |
| Section | 国内 |
| Research Field |
Literatures/Literary theories in other countries and areas
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| Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
中野 徹 北海道大学, 大学院文学研究科, 特別研究員(DC2)
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| Project Period (FY) |
2005 – 2006
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| Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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| Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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| Keywords | 中国文学 / 中国 / 中国現代文学 |
| Research Abstract |
本研究では、中国において1950、60年代に生まれた長編小説の生成と受容について考察した。本研究で扱う中国の長編小説は、知侠『鉄道遊撃隊』をはじめとする、"革命伝奇小説"と呼ばれる作品群を指すが、これらが中国の読者に広く受け入れられたのは、映画、連環画などさまざまな表現媒体によるところが大きい。本研究では、通俗小説の受容について、とくに連環画に焦点をあてて研究を行った。 1950、60年代の新聞記事の収集・分析を通し、連環画の出版に関する政策、流通の状況を調査し、連関画を通してこの時期の通俗小説の受容の一端を明らかにするのが本研究の目的である。 昨年度、特別研究員奨励費で購入した人民日報』DVD-ROMを利用して、1950、60年代の通俗文学に関する記事を、引き続き収集、整理した。 当初の計画では、夏期休業期間を利用し、2006年9月に中国に赴く予定であったが、日程の関係で2007年3月に変更した。その際北京国家図書館、上海図書館に所蔵される文献の調査を行うとともに、山東省棗荘市の鉄道遊撃隊紀念園を訪ね、現在の中国における「革命伝奇小説」の受容を調査した。 また、連関画の分析の一環として、『鉄道遊撃隊』の連環画の翻訳を行っている。翻訳は『火輪』第20号、第21号(『火輪』発行の会、2006、2007)に掲載された。 中国での調査日程の変更を余儀なくされたため、平成18年度内に研究論文としてまとめることができなかったが、本研究で得た資料をもとに近く論文を発表する予定である。 1950、60年代に生まれた"革命伝奇小説"は、"紅色経典"と呼ばれ、今日、新たな文化現象として注目を浴びている。社会主義国家に生まれた文学作品は、商業主義と結びつきテレビドラマ化などの改編が盛んに行われている。いまなお受容され、再生産され続ける"革命伝奇小説"について、今後も研究を進めていく予定である。
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