ハイパーブランチ多糖を用いた新規機能性ポリマーの創製とその機能評価
Project/Area Number |
05J09108
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Polymer chemistry
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
北城 喜一 Hokkaido University, 大学院・工学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | ハイパーブランチ糖鎖 / アミノ酸エステル / 両親媒性 / 水溶性ゲスト捕捉能 / 除放能 / ドラッグデリバリーシステム / 疎水性ハイパーブランチポリマー / 単分子ミセル / ハイパーブランチ多糖 / 徐放能 / ポリラクチド / 酵素分解 |
Research Abstract |
コアにハイパーブランチ糖鎖、シェルにトリチル基を有する両親媒性ハイパーブランチ糖鎖を合成し、その親水性ゲスト捕捉能について検討した。得られた両親媒性ハイパーブランチ糖鎖は疎水性溶媒中において水溶性ゲストであるローズベンガルを捕捉する機能を有していた。この両親媒性ハイパーブランチ糖鎖のミセル能はトリチル基の置換度によって大きく変化し、置換度が低い場合、会合体から成る通常の高分子ミセルとなるが、置換度が上昇することでより安定な単分子ミセルとなることが分かった。また、両親媒性ハイパーブランチ糖鎖によって捕捉されたローズベンガルの放出能は、トリチル基の置換度によって大きく変化することを明らかとした。 水溶性の両親媒性ハイパーブランチポリマーを合成し、そのゲスト分子捕捉能に関する検討を行った。はじめに、両親媒性ハイパーブランチポリマーのコアとなる疎水性ハイパーブランチポリマーを3,4-エポキシシクロヘキサンメタノールのカチオン開環重合によって新規に合成した。続いて、得られた疎水性ハイパーブランチポリマーの末端を親水性アミノ酸で修飾した両親媒性ハイパーブランチポリマーを合成した。得られたポリマーは良好な水溶性を示し、水溶液中で疎水性ゲスト分子であるReichardt's dyeを捕捉した。また、Reichardt's dye捕捉後の紫外_可視吸収スペクトルから、得られた両親媒性ポリマーのコアは1_プロパノールと同等の極性を有することが判明した。一方、直鎖構造を有する同ポリマーは分子捕捉能を示さなかったことから、コアの多分岐構造が分子捕捉に有効に作用していたことを見いだした。
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Report
(3 results)
Research Products
(13 results)