血行性癌転移形成に関与する血小板凝集因子Aggrusの機能解析
Project/Area Number |
05J11979
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Pathological medical chemistry
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
国田 朱子 The University of Tokyo, 大学院・医学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 転移 / 血小板 / 骨肉腫 / 抗体 |
Research Abstract |
血小板凝集因子Aggrus/podoplaninは当研究室においてマウス高転移癌細胞株から同定された。AggrusをCHOに安定的に発現させたクローンを作製し、このクローンによりマウス実験転移が促進されることを見いだした。今後はAggrusが血小板活性化を引き起こす詳しい作用機序を明らかにしていく。そのためAggrusの血小板表面のレセプターの探索を行っておりAggrusと結合能を持つ数種類の分子の同定に成功した。 またAggrusを標的とした癌転移抑制分子の探索の為、Aggrusの遺伝子発現を効率的に抑制するsiRNAを数種類デザインし、Aggrus特異的に且つ効率的に抑制可能なsiRNAを得た。このsiRNAをAggrus発現株である肺癌細胞H226へ導入するとH226による血小板凝集が顕著に抑制された。またヒトAggrusに対するモノクローナル抗体を作製し、取得された抗体がAggrusによる血小板凝集を抑制することを確認した。この抗体のエピトープにAggrusの活性部位を含むものもあり、Aggrusによる癌転移が抗体により抑制されることを実験動物モデルを用いて明らかにした。 またAggrusのヒト癌における発現を検討するため様々な癌の各組織型における発現を免疫組織染色により確認した。その中で、特に骨肉腫におけるAggrusの発現が高いことを見いだした。さらに骨肉腫の動物モデルにおいてAggrusが高発現を示すことを見いだし、そのモデルを用いた解析によりc-fosがAggrusの発現を制御していることが示され現在論文投稿準備中である。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)