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間質組織内蛋白輸送に関する研究(リンパ浮腫の治療と関連して)

Research Project

Project/Area Number 06671209
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General surgery
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

加藤 逸夫  徳島大学, 医学部・附属病院, 教授 (60035409)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 厚  高知女子大学, 生化学, 教授 (60178704)
北川 哲也  徳島大学, 医学部・附属病院, 助教授 (80240886)
Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Keywordsリンパ浮腫 / リンパ球動注療法 / 二次元電気泳動法 / 蛋白分解 / 毛細血管透過法 / 生理活性物質
Research Abstract

これまでに以下の結果を得ており、引続き研究継続中である。
A リンパ球動注療法の有効なリンパ浮腫例で、注入後経時的に浮腫液を採取し、マイクロスケール二次元電気泳動法で展開後、浮腫の減衰に伴って新たに出現するnovel proteinスポットを正確に切取り、1)抗体調製に必要なタンパク質量を抽出中である。2)N-末端のアミノ酸配列決定のため、ギ酸での抽出を行なっている。
B 局所の毛細血管透過性を検討するために、ヒト血清および浮腫液中に含まれるタンパク質の質的分析を、現在最も分解能が高いといわれるラージフォーマット二次元電気泳動法を用いて行なった。1)血清および浮腫液中にそれぞれ420個以上のタンパク質スポットが検出でき、血清と浮腫液とで約10個の相異なるタンパク質が認められた。2)リンパ球動注後に浮腫液中に出るnovel proteinが血管透過性に関与している生理活物質であるかどうかの検討を行なっている。
C ヒト浮腫液中に高濃度に存在する血清アルブミンが、リンパ球注入後等電点がpH4.7(Alb-1)から4.0(Alb-2)へとシフトする事の解明を試みた。1)リンパ球注入に関し、血清アルブミンのglycosylationが関与するか否かを明かにするためにアビジン-ビオチン法を用いて検討を行なったが、その可能性はほぼ否定された。2)リンパ球注入により、組織間質内で局所的なタンパク質分解が生じ、血清アブルミンの立体構造がほぐれ、等電点がシフトし可能性が示唆された。3)血清アルブミンの切断部位を探るために、等電点電気泳動法を用いてAlb-1とAlb-2とを分離中である。SDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動法の結果からは、少なくともSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動で差が認められる程の大きな切断ではないことが分かった。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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