街路沿道施設の景観評価を目的としたCG動画の呈示方法に関する研究
Project/Area Number |
06750591
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Civil and environmental engineering
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
山中 英生 徳島大学, 工学部, 助教授 (20166755)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 景観シミュレーション / CGアニメーション / 景観評価 / 生体視覚論 / ペデストリアンデッキ / 視点移動 |
Research Abstract |
本研究では,景観評価における呈示手法としてのCGアニメーションの設計方法検討を目的として,以下のように,歩行者デッキを対象として、景観呈示時の移動方法が空間把握および心象評価に与える影響を分析した。 1.空間把握に関する分析 CG画像の呈示における視点移動が、評価対象空間の把握正確性に与える影響を分析した。具体的には,歩行者デッキの高さを変化させた3種の設計案を作成し、それぞれについて頭蓋移動、接近移動、パンニングと注視点移動を組み合わせた視点移動タイプ18種類、さらに1秒15コマのハーフアニメーション,1秒5コマのコマ落とし動画,1秒1.5コマの静止画連続像呈示の動画精度3種類について,CG動画を作成した。これらから任意の2種を被験者に呈示して、構造物の形状変化の認識と,自視点位置の認識をアンケートによって調査し、その正確性と視点移動方法の関係を分析した。この結果,注視点が主対象に対して移動しないタイプ,動画精度の高い呈示方法が優れていることが明らかになった。 2.景観評価意識の分析 同様の視点移動タイプのCGプレゼンテーションの各々に対して,プレゼンテーションの印象,わかりやすさ,などの心象的評価を調査し,計量心理手法を用いて視点移動タイプやコマ割りの変化が与える影響を分析した。これによっては注視点が主対象に対して移動せず,移動経路が単純な移動タイプ,動画精度の高い呈示方法が優れていることが明らかになった。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)