Project/Area Number |
06771740
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Conservative dentistry
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Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
小山 昌子 岩手医科大学, 歯学部, 助手 (20204290)
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Project Period (FY) |
1994
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1994)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1994: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 印象用金属トレー / 防錆力試験 / 抗菌試験 |
Research Abstract |
1.防錆力試験 印象用金属トレー(アルミトレー、網トレー)を用い、試作アルジネート印象溶解剤と2種の市販アルジネート溶解除去液を比較し、腐食程度について検討を行った。 1)外観観察:試作溶解剤においてトレー表面の変化は殆ど観察されなかった。 2)浸漬後の重量変化:試作溶解剤において最も重量変化が少なかった。 3)溶液中の金属イオン定量:アルミトレーにおいて試作溶解剤は他の溶解除去液に比較して有意差は認められなかった。網トレーにおいては試作溶解剤において銅イオンの溶出が若干高い値を示したが、錫、ニッケルイオンの溶出は少なかった。 2.抗菌試験 試作アルジネート印象溶解剤に菌を一定時間作用させた後の生菌数で測定した。 Staphylococcus aureusを用いて菌浮遊液を調製し、試作溶解剤に懸濁し、室温で1時間反応させた。試作溶解剤を除去、洗菌し、調製した菌浮遊液を10倍段階希釈法で希釈し、各段階希釈液1mlを溶解した培地と混和して37℃24〜48時間培養した。コロニー数を計測し、1ml当りのコロニー数として算出した。 結果:試作溶解剤について10^5〜10^6 CFU/mlのStaphylococcus aureusに対する殺菌効果を調べた結果、1時間の作用時間で完全な殺菌効果が認められた。
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