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排尿によるおむつ内温湿度変化が排尿の自覚に及ぼす影響

Research Project

Project/Area Number 06780009
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 家政学
Research InstitutionSaga University

Principal Investigator

甲斐 今日子  佐賀大学, 教育学部, 助教授 (10194656)

Project Period (FY) 1994
Project Status Completed (Fiscal Year 1994)
Budget Amount *help
¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 1994: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Keywords排尿の自覚 / 快、不快 / おむつ内の温度低下 / 皮膚温 / 温冷感
Research Abstract

乳幼児の排泄習慣には、快、不快の感情が含まれており、乳児は早くから排尿すれば不愉快な緊張が解消され、おむつが濡れているときは不快に感じ、取り替えてもらえば気持ちが良いことを感じとるといわれている。しかし、紙おむつはこの濡れ感を抑える工夫が施されており、そのために布おむつに比べて排尿によるおむつ内温湿度及び着用感への影響が小さいということが、これまでの実験により明らかとなった。
そこで、本研究では、おむつ内温湿度と排尿の自覚との関係を明らかにすることを目的とし、さらに排尿を想定した着装実験を実施した。結果は次の通りである。
いずれの環境条件においても排尿後のおむつ内温湿度、皮膚温及び着用感の変動に、素材による顕著な差が認められ、特に、温冷感や皮膚温の変動に差が認められたことから、濡によるおむつ内の温度低下が不快を感じとる要因であると考えられる。すなわち、このおむつ内の温度低下が排尿の自覚を促しており、おむつ素材の物性が排尿の自覚に影響を及ぼすことが明らかとなった。
この結果から、今後はこどものおむつ離れや要介護者のおむつの問題へと研究を展開させていく予定である。
なお、本研究成果の発表及び発表予定は下記の通りである。
1.平成6年11月 日本家政学会九州支部大会(琉球大学)において発表。
2.平成7年5月 日本家政学会本大会(奈良女子大学)において発表予定。
*学会発表後、日本家政学会に論文投稿予定。

Report

(1 results)
  • 1994 Annual Research Report

URL: 

Published: 1994-04-01   Modified: 2016-04-21  

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