Bell実験におけるB中間子崩壊およびCP非保存の研究
Project/Area Number |
06F06044
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Condensed matter physics 1
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Research Institution | High Energy Accelerator Research Organization |
Principal Investigator |
堺井 義秀 High Energy Accelerator Research Organization, 素粒子原子核研究所, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KROKOVNYY Pavel 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | CP非保存 / ユニタリー三角形の角φ_3 / Bファクトリー / CKM matrix / Dalitz plot解析 |
Research Abstract |
高エネルギー加速器研究機構(KEK)B-ファクトリー加速器は1999年に稼動して以来、改良を重ねて現在世界最高のルミノシティで稼動している。Belle実験はこれまでB中間子でのCP非保存の発見等、数多くの成果を上げてきた。Krokovny氏はCP非保存の測定を用いたユニタリー三角形の角φ_3の測定の解析を中心とする、「φ_3解析グループ」のリーダーとしてさらにφ_3の測定の解析を推し進めた。 今年度は、Atwood-Dunietz-Soniにより提唱されたB→DK崩壊を用いたφ_3の測定解析を進め657x10^6個のB中間子対のデータにより得られた結果をPhysical Review D誌に掲載された(雑誌論文2)。また、φ_3の測定に関係するB→D^<*+>π^0崩壊の探索の解析を進めてきたが、657x10^6個のB中間子対のデータを使って結果を得た。有意な信号は観測されなかったが、崩壊分岐比の上限値を求めた。これは、この崩壊モードの世界で初めての測定結果であり、Physical Review Letter誌に掲載された(雑誌論文3)。 さらに、現在B^0→KsK^+K^-崩壊の崩壊時間依存を含むDalitz plot解析によりCP非保存パラメータを測定する解析を進め、その結果は2008年夏に米国フィラデルフィアで開催された高エネルギー国際会議で発表された。
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Report
(3 results)
Research Products
(15 results)