Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Research Abstract |
本研究では,金属触媒反応でのみ達成されるアルキンの環化三量化反応による置換ベンゼン類の合成法をターゲットとし,従来法に比べ環境負荷・コスト・簡便性の点を大幅に改善する新規手法を開発した。 1.2-イミノメチルピリジン/CoCl_2-6H_2O/Zn触媒へのAg0Tf添加による反応加速 と基質適応範囲の拡大:2-イミノメチルピリジン/CoCl_2-6H_20/Zn触媒系に,銀塩,特にAgOTfを触媒量加える事で,触媒活性が大幅に向上し,この触媒系の制限を解決し,より広い範囲の基質の利用を可能にした。この反応を確立し報告した。 2.コバルト触媒環化付加による2,2'-ビピリジンの合成法の開発:ビピリジン,特に2,2'-ビピリジンは,生物活性物質の部分構造としてのみならず,金属錯体の配位子,近年とりわけ光官能性金属錯体の配位子として注目される。本研究では,我々が開発したニトリルとアルキンの共環化付加反応触媒を用いて,3つのルートで2,2'-ビピリヂンの合成を検討した。これらのdppe/CoCl_2-6H_2O/Zn触媒反応は,容易に進行し,しかも可能な位置異性体の内で,目的の2,2'型のみが得られる事を明らかにし、報告した。 3.ニッケル触媒によるシクロオクタテトラエンの合成:NiCl_2-6H_2O/Zn触媒系がジインを環化二量化し対応するシクロオクタテトラエンを与える事を見いだした。さらに、この反応に適したイオン性液体に可溶な配位子を設計合成し、効率の高い反応として確立した。
|