消費者文化と広告史におけるジェンダー、人種、階級の意義などについて
Project/Area Number |
06F06306
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Japanese history
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
SIVILKA Juliann Waseda University, 国際教養学術院, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KHOMENKO Olga 早稲田大学, 国際教養学術院, 外国人特別研究員
KHOMENKO OLGA 早稲田大学, 国際教養学術院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 広告史 / 消費文化 / 大衆文化 / 女性 / 広告 / 消費 |
Research Abstract |
オリガ・ホメンコ(研究分担者)は6月12日から20日まで共同研究成果を米国のボストンで開催されたジェンダーと消費者行動学会で、日本におけるバレンタインの歴史・プレゼント交換の文化史について発表を行った。その際に米国の研究者と意見交換を行い、また、発表を雑誌論文にする計画を立てた。6月3日から9日までモスクワにあるロシア国立図書館で、ソ連崩壊後の消費文化構造の変化、商品広告の誕生についての広告資料の収集を行い,それらを分析して戦後日本の事情と比較した結果を10月に名古屋で行われたロシア・東欧学会で、「ソ連崩壊後のロシア消費構造と消費文化の変化と転回・戦後日本との共通点と違い」として発表した。その時に多くの日本のロシア研究者と意見交換でき、次の共同研究につながることを期待している。6月27日から29日に仙台で行われたカルチャラルタイフィン学会では「戦後日本人女性の自己実現・広告と現実の間」について発表した。その時に日本におけるカルチャラルスタディーズの重要な人物と面会でき、自らの研究について報告もできた。 以上の研究活動の結果として、今年度四つの雑誌論文を投稿することができた。日経広告研究所が発行している「日経広告研究所報」の4月と5月号に「戦後の商品広告と女性アイデンティティー形成(上)-「もの」と「幸せ」の関係」(上・下)を投稿した。そしてウクライナ科学アカデミーが発行している「東洋の世界」に"Women's, western cosmetics, advertising and shaping of women's identity in Japan during 1950s"と東京大学出版会発行の『思想史』(2008年9月号)に「婦人雑誌の家電広告における女性像の変化について(50年代後から)-母親像から多様な女性像への変化-」を投稿した。
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Report
(3 results)
Research Products
(7 results)