Project/Area Number |
06F06307
|
Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Physical education
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
岡出 美則 University of Tsukuba, 大学院・人間総合科学研究科, 准教授
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
NUNOMURA Myrian 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 外国人特別研究員
|
Project Period (FY) |
2006 – 2008
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
|
Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
|
Keywords | スポーツ教育 / コーチ養成 / スポーツ競技 / 選手育成 / コーチング体系 / コーチ育成 / 競技選手 / こーチング過程 / コーチング過程 |
Research Abstract |
スポーツ競技では満足の行く結果を出すために、一般的には、選手の育成に重点が置かれ、日々、選手の精神面、体力面、技術面の訓練がなされている。しかし、それと同様に重要であるコーチの育成については検討が不十分であり、国によっては殆ど議論がなされていない。選手が結果を出すための知識をコーチはどこで得ているのか。大学、協会、OCなど、どの組織がコーチ養成の責任を持つべきであろうか。本研究ではスポーツ競技のコーチが今まで受けた教育に関して調査を行い、コーチ育成のための生涯教育の可能性を検討した。6種目のスポーツ競技に関して、ブラジルの23名のコーチを対象に個々にインタビューを行った。その結果、ほとんどのコーチは競技経験かおり、体育かスポーツ科学の資格を持っているが、選手の育成に何らかの不安があり、自らの足りない知識を補って指導力を伸ばしたいと考えていることが分かった。ところが、自らの足りない部分を認識しているコーチの場合でも、自己研鑽のための時間がとれない。また、指導の現場でも、その必要性が認識されていない。仮に今の状況が改善し、指導の現場でコーチのコーチング技術向上の必要性が認識され、支援を受けられることになったとしても、体系的な研修制度が存在しないため、コーチング技術・知識をどこで補えば良いのかコーチには分からない。選手が好結果を出すには、試合で起きる偶然や選手の潜在能力などの運にのみ任せるのではなく、コーチのおかれた状況もシステマティックに改善していく必要がある。改善方法の一つとして、コーチング技術を高めるためのコーチの養成システムの構築が必要であると考える。
|
Report
(3 results)
Research Products
(8 results)
-
-
-
-
-
-
-
[Presentation] コーチから見る親の支援2007
Author(s)
布村 ミリアン、岡出 美則、ジニ シュレンブリ
Organizer
スポーツ教育学研究、第27回大会合、2007
Place of Presentation
信州大学教育学部
Year and Date
2007-11-03
Related Report
-