ノックアウトマウスを用いたDHCR24の病態生理学的意義
Project/Area Number |
06F06463
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Endocrinology
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Research Institution | Chubu University (2008) Nagoya University (2006-2007) |
Principal Investigator |
妹尾 久雄 Chubu University, 生命健康科学部, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MIRZA R. 中部大学, 生命健康科学部, 外国人特別研究員
MIRZA Rusella 名古屋大学, 環境医学研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | DHCR24ノックアウト / 拘束性皮膚症 / コレステロール / デスモステロローシス / 還元酵素 / DHCR24 / aqaporin 3 / epidermis / TEWL / AQP3 / グリセロール・水移送体 / 上皮 / Transepidermal water loss / keratin 14 |
Research Abstract |
DHCR24(3β-hydroxysterol-□24 reductase)は、副腎皮質細胞においてアポトーシスを抑制する遺伝子として妹尾の研究室において、クローニングされ、次いでコレステロール合成の最終段階を触媒する酵素であることが報告された。DHCR24欠損症は基質であるデスモステロールが体内に蓄積することによりデスモステロローシスと称され、小頭症、四肢の異常、精神発達遅延を示すことが報告された。本研究では、デスモステロローシスの病態解明を目的とした。 1.DHCR24-/-マウスにおける皮膚上皮細胞でのアクアポリン3(AQP3)発現増加の意義 我々は、既報の論文(J Invest Dermatol 126,638-647,2006)においてDHCR24-/-マウスが生直後死亡し、その皮膚は皺がなく、吸乳も認められず、拘束性皮膚症が死亡の一因であることを報告した。また、同時に皮膚上皮細胞の分化異常と上皮のバリアー機能の著しい障害、特に上皮からの水の喪失が野生型に比し、4.5倍も増加していることを認めた。本研究では、この著しい水の喪失の原因として上皮に発現する唯一の水・グリセロールのトランスポーターであるAQP3が著しく増加していることを報告した。 2.上皮、毛胞の生後発達におけるDHCR24の必要性 ヌードマウスDHCR24ノックアウトマウスの皮膚を移植し、生後の上皮および毛胞の発達がDHCR24を必要とすることをあきらかにした。 3.長管骨の成長に対するDHCR24の役割 DHCR24ノックアウトマウスの器官培養を用い、DHCR24が酸化ストレスを解除することにより長管骨の成長を調節していることを明らかにした。
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Report
(3 results)
Research Products
(13 results)