Project/Area Number |
06F06586
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Neurology
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Research Institution | The Institute of Physical and Chemical Research |
Principal Investigator |
貫名 信行 The Institute of Physical and Chemical Research, 構造神経病理研究チーム, グループディレクター
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
BAUER Peter 独立行政法人理化学研究所, 構造神経病理研究チーム, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | ハンチントン病 / ポリグルタミン / CAGリピート / 凝集体 / 蛋白分解 |
Research Abstract |
ハンチントン病はその原因遺伝子にCAGリピートの伸長が存在し、その転写産物の伸長ポリグルタミンが発症に強く寄与していると考えられている。この伸長ポリグルタミンを含む遺伝子産物は核内に凝集体形成を引き起こし、これが発症に強く関わっているのではないかと考えられている。本研究では凝集体形成を抑制する化合物についてその抑制機序を検討するとともに、分解を促進することによって、凝集体形成を抑制し、発症抑制をめざす。 方法としてはハンチンチンエクソン1(正常長のCAGリピートと伸長CAGリピートを含むもの)をGFPと結合した蛋白を発現する系を用いて、この凝集体形成について以下の二つの実験を行っている。 1)凝集体形成抑制化合物の検討:我々は凝集体形成抑制作用のある既報のある化合物についてその作用点を明らかにするためハンチンチン蛋白の合成、分解についての検討を進めた。プロテアソーム、オートファジーの双方の分解系に働いていることが示唆された。 2)凝集体分解促進のため分解系へ直接伸長ポリグルタミン鎖を引き込むことを目指している。すでに伸長ポリグルタミン鎖と結合することが報告されているペプチドに他のタグを付けたものを細胞内に発現することにより、伸長ポリグルタミン含有蛋白の分解を促進することができた。これをln vivoで確認するためアデノ随伴ウィルスを用いてハンチントン病モデルマウス脳に発現して効果を見ている。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Expanded polyglutamines impair synaptic transmission and ubiquitin-proteasome system in Caenorhabditis elegans.2006
Author(s)
Khan, L.A., Bauer, P.O., Miyazaki, H., Lindenberg, K.S., Landwehrmeyer, B.G., Nukina, N.
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Journal Title
J Neurochem 98
Pages: 576-87
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