Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Research Abstract |
2008年5月9日から2009年3月3日まで、Harvard-Yenching Instituteにて在外研究を行い、あわせてHarvard UniversityのDepartment of East Asian Languages and CulturesのPeter K.Bol教授などのセミナーに参加した。また、Bol教授が現在進行しているChina Biographical Database ProjectおよびChina Historical GISに積極的に関与し、2009年11月21日から23日まで行われた"First International Workshop on Biographical Databases for China's History"にも出席した。また、Bol教授の好意により、11月2日と2月18日の二回、それぞれ"Local Literati in the North"と"Liao,Jin,and Yuan from Shanxi"と題して自らの研究について報告を行い、ハーバードの研究者らと意見を交換した。さらに、2008年8月13日から17日に台北の中央研究院歴史言語研究所にて行われた「伝承与創新:九至十四世紀中国史青年学者研討会」にて、「女真・蒙古統治下華北科挙応試者数量初探」という発表を行った。 2008年9月30日刊行の『東洋史研究』第67巻第2号に「『運使郭公復斎言行録』の編纂と或るモンゴル時代吏員出身官僚の位相」と題する論文を発表した。さらに、2008年12月30日発行の『史滴』第30号に「モンゴル時代華北における系譜伝承と碑刻史料」という論文を発表した。 2009年3月15日には、京都大学にて行われた第9回遼金西夏史研究会大会にて、「ハーバード大学での中国社会史研究の現状」と題する報告を、また同月26日には東洋文庫談話会にて「モンゴル時代華北における系譜伝承と碑刻」と題する報告を、そして同月28日には早稲田大学東洋史懇話会にて「ハーバード大学における中国社会史研究の現状と展望」と題する報告を行った。これらの活動により、研究のさらなる深化のみならず、今後の研究に資する人脈が得られた。
|