吸着現象の応用によるエネルギー変換技術の高度化に関する研究
Project/Area Number |
06J06548
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Properties in chemical engineering process/Transfer operation/Unit operation
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
広田 靖樹 (2007) Nagoya University, 大学院・工学研究科, 特別研究員DC2
廣田 靖樹 (2006) 名古屋大学, 大学院工学研究科, 特別研究員-DC2
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Project Period (FY) |
2006 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | エネルギー変換 / 低温排熱利用 / 吸着 / Adsorption / Ammonia |
Research Abstract |
作動媒体として選定されたアンモニア媒体に対する最適吸着コア構造を検討するために、前年度までに、数値解析した吸着コア技術に関して、試作コアを用いた実験的に検討により数値解析モデルの妥当性評価を行った。具体的には、ステンレス素材を用いたフィンチューブ型熱交換器を試作し、活性炭を充填した吸着コアに対しての吸着特性や伝熱特性を実験的に測定した。また、数値解析モデルと比較検討を行い、昨年度の研究の妥当性を検討した。検討の結果妥当性が得られたなめ、数値解析を用いた最適構造の決定を試みた。また、新たに吸着材塗布モデル及び固着モデルの提案をし、数値解析による評価を行った。その結果、アンモニアにおいては、粒子径の小さな吸着材をバインダーとともに固着する方式がコア構造として最も優れていることをあきらかとした。また、フィンチューブ型熱交換器に対して、十分な吸着速度を得る最適構造を決定するとともに、本技術を達成するために必要な高速な吸脱着が可能な吸着コアの設計指針を確立した。また、吸着材に関しては引き続き検討を行ったが、昨年度までに選定した吸着材を超える材料については、見つけ出すことはできなかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)