系外原始惑星円盤の高解像撮像による惑星形成過程の解明
Project/Area Number |
06J06649
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Astronomy
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Research Institution | Osaka University (2008) Nagoya University (2006-2007) |
Principal Investigator |
松尾 太郎 Osaka University, 理学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2008: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 赤外線天文学 / 系外惑星 / 干渉計 / コロナグラフ / 遠赤外線干渉計 / 干渉光学 |
Research Abstract |
1995年に太陽系外の恒星の周りで惑星が発見.されて以来、現在までに300を超える惑星が発見されている。これらの惑星は、太陽系の惑星とは似ても似つかないものであり、その多様性が明らかにされた。そして、近年の観測装置の発展に伴い、地球質量に近い惑星が検出されている。そこで、私は理論と観測の両面から系外惑星の多様性を理解することを目的として、また生命を育む第2の地球が存在するのかという問いに答えるために、以下に記述する5件の研究を並行して行なっている。 1.巨大ガス惑星の形成過程の理論的検証、 2.フィゾー干渉計のための新しい分光撮像方式の提案 3.次期すばる望遠鏡高コントラスト装置(HiCIAO)による巨大ガス惑星の直接撮像 4.宇宙干渉計(NASA)の検出限界の見積もり 2番目の研究において、飛翔体干渉計で有利なFizeau干渉計のための新しい分光撮像方式を考案した。従来の方式で必要であった遅延線が不要となり、冷却光学系をコンパクトにすることができる。さらに、多開口のフィゾー干渉計に対してこの方式が拡張できることがわかった。これによって、初めてdouble Fourier interferometryで多開口に実現できることが分かった。本研究は宇宙科学の発展だけでなく、他の分野への応用も期待される。現在、本研究について執筆中である。
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Report
(3 results)
Research Products
(3 results)