Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
|
Research Abstract |
1.動脈採血省略法の可用性検討 代謝物を含まない動脈波形を推定する手法を,多種類のリガンドに適用し,その可用性を検討した.代謝物が多く含まれる薬剤で,推定波形と実測波形とで乖離が見られた.しかし,代謝物分析は測定それ自身のもつ誤差が大きいため,臨床データのみからは可用性は判断できない可能性がある.投与後,時間が経つにつれて,代謝物分析の測定誤差が大きくなるが,その測定誤差が大きい時間帯の動脈波形を推定することを目的とするため,今後,シミュレーションを用いた更なる検討が必要であるといえる. 2.オンライン定量解析システムの評価. 共同研究先であるエール大学医学部PETセンターと所属機関との間で,virtual private networkを介したデータの転送および解析実験を実施した.インターネットを介し,解析を行い,結果を汎用ブラウザから参照するWebベースの解析システムを試用した.ヒトおよびサルを対象としたセロトニントランスポータ描出用リガンドを用いたダイナミックデータについて,解析を行った.解析結果が画像の場合,定量値が重要であるため,情報を大幅に減らすJPEGのような圧縮画像を用いることができず,データ転送が解析に必要な総時間を増加させることが分かった.
|