Project/Area Number |
06J11629
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Drug development chemistry
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
藤川 雄太 The University of Tokyo, 大学院・薬学系研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2006 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2008: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 蛍光プローブ / GST / ケミカルバイオロジー / がん |
Research Abstract |
GST(Glutathione S-transferase)は第二相薬物代謝酵素として知られており、細胞内の活性代謝物や毒性代謝物などのグルタチオン化を触媒するダイマー型酵素である。GSTは主に細胞質型サブタイプとして、GSTα,GSTμ,GSTπが知られているが、特にGSTπは様々ながん細胞にて過剰発現が観察されている。このようなGSTP過剰発現は、がん細胞における多剤耐性機構に強く関わっていることが知られている。また活性を持たないモノマー型GSTπはアポトーシスに関与するJNKの内在性阻害剤であることが知られている。しかしながら細胞内GSTの活性がどのように制御されているか、これまで明らかとなっていない。それは細胞内で利用可能なGST活性検出法が開発されていないためである。私は昨年度、可視光領域に蛍光波長を有するGST活性検出プローブDNAT-Meを開発した。そこでがん細胞における抗癌剤耐性機構の一端を明らかにするために「プローブの改良」を行い、改良したプローブdiCl-DNAT-Meを用いて「生細胞におけるGST活性イメージング」を行った。まず「プローブの改良」では、生理的pHにおける化合物の蛍光特性の安定化を図った、蛍光団にクロロ基を導入した新規化合物diCl-DNAT-Meを開発した。また「生細胞におけるGST活性イメージング」の結果からは、従来の方法であるLysateによる活性測定法は生細胞における活性を正しく反映していないことが明らかとなった。これは細胞内にGST活性制御機構が存在していることを示唆する結果であり、活性検出蛍光プローブの開発なくして達成できなかったものと考えられる。今後は細胞内における制御因子の解明、およびその生理学的意義について、検討していく。
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Report
(3 results)
Research Products
(21 results)
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[Presentation] Development of fluorescence probe for diagnosis of cancers in early stage2007
Author(s)
Yuuta Fuiikawa, Yasuteru Urano, Hirotatsu Kojima, Koki Morishita, Akira Hasegawa, Koichi Karaki, Hirofumi Matsui, Yoshinori Harada, Tetsuro Takamatsu, Tetsuo Nagano
Organizer
Joint Molecular Imaging Conference
Place of Presentation
Providence,Rhode Island,USA
Year and Date
2007-09-09
Related Report
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[Presentation] 早期がん診断を可能にする蛍光プローブの開発2007
Author(s)
藤川 雄太, 浦野 泰照, 小島 宏建, 松井 裕史, 森下 弘靖, 長谷川 晃, 唐木 幸一, 原田 義規, 高松 哲郎, 長野 哲雄
Organizer
産学官連携を指向した最前線セミナー分子細胞イメージングと疾患・創薬研究
Place of Presentation
東京
Year and Date
2007-07-11
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