UWB無線通信のための高い電力利用効率を実現する通信路符号化および復号に関する研究
Project/Area Number |
06J50362
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Communication/Network engineering
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
松本 知子 横浜国立大学, 大学院工学府, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | UWB / PPM / Coded-Spreading |
Research Abstract |
近距離の超高速無線伝送や超高精度測距を実現する要素技術であるUWB(Ultra Wideband)技術の将来性に着目し、無線PAN(Personal Area Network)やセンサーネットワークに適した通信路符号化として、Super Orthogonal Convolutional(SOC)符号を導入した。高速WPAN(IEEE802.15.3a)への応用が期待されるDS(Direct Sequence)-UWBを仮定し、拡散利得と符号化利得の最適化を行った。その結果から、符号化率の低い誤り訂正符号を用いることでシステム全体の特性が改善されることを示した。本結果は、国際標準IEEE802.15.4aに提案し、標準化に採用されるという結果を得た。 さらに,問題を低速WPAN(IEEE802.15.4a)で仮定される複雑度の異なる端末が混在する場合へ拡張し、そのような環境においてコストと性能のトレードオフが得られるようにSOC符号の改良を行った。具体的には、SOC符号と多値PPM(Pulse Position Modulation)変調を組み合わせることによって、同期検波・非同期検波の両方に適用可能な符号化方法を提案した。また、通信路符号化だけでなく、マルチユーザ干渉を積極的に除去する方式について検討し、量子化ビット数が与える影響についても解析を行った。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)