Project/Area Number |
07355017
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Research Category |
Grant-in-Aid for Co-operative Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
触媒・化学プロセス
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
乾 智行 京都大学, 工学研究科, 教授 (60025989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 明 東北大学, 工学研究科, 教授 (50093076)
御園生 誠 東京大学, 工学系研究科, 教授 (20011059)
高橋 武重 鹿児島大学, 工学部, 教授 (20041543)
菊地 英一 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90063734)
岩本 正和 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (10108342)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 触媒劣化 / 触媒寿命 / コ-ク析出 / シンタリング / 触媒毒 / 結晶構造変化 / 反応制御 / 自己振動反応 |
Research Abstract |
触媒劣化の機構の解明と制御は、触媒が実用的な規模で用いられるために超えなければならない具体的な課題であるだけでなく、触媒学の全範に広くかかわる基礎的な問題でもある。しかし、とくにこの問題に大学の研究者が正面から取り組もうとするとき、多大な時間を要する上に、学術研究としては見掛け上見栄えのしない課題であるなど、様々な困難があるため、集中的に取り扱われることはあまりなかった。そこで、わが国の触媒研究の中心的役割を担っている20人の大学教授で本研究組織を構成し、金属触媒、ゼオライト触媒、金属酸化物触媒、表面科学、触媒理論化学などの分担課題について調査研究を行い、二度の全体会議と分担者以外の参加者も加えた公開シンポジウムを開催し、今後の展開に対するより確実な展望を得ようとした。それぞれの会合の概要と得られた成果はつぎのとおりである。 第1回全体会議:平成7年7月21日、東京工業大学百年記念館で開催し、本研究の分担者15名が出席して、触媒劣化の各種の要因の解析と、それぞれの要因の重要性について討議し、認識を深めた。さらに今後この課題を重点領域研究としてより組織的な研究に発展させるために準備すべき諸要件を抽出した。この会議の詳細な議事録は、第2回全体会議要旨集P2〜7に収録されている。 第2回全体会議:平成7年11月20、21日の両日、京都大学大学院工学研究科分子工学教室で開催し、第2回全体会議用に作成した要旨集に沿って、20名の研究分担者が、それぞれの分担課題についての研究結果を報告し、討論を通じて触媒劣化の問題に内在する各種の課題について、よりいっそう認識を深くした。 公開シンポジウム「触媒劣化の機構と制御」:平成8年1月30、31日の両日、工学院大学新宿校舎で開催した。講演要旨集を作成し、基調講演3件と一般講演4件を研究分担者が行ったほか、特別講演1件(大学)、一般講演5件(企業)を行い、全体で180名もの参加者を得て、いかにこの課題が強い関心を集め、組織研究が待たれているかが認識された。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)