構造転移に基づく形状記憶ゲルの作製と感温性透過弁への応用
Project/Area Number |
07555591
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 展開研究 |
Research Field |
高分子合成
|
Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
長田 義仁 北大, 理学(系)研究科, 教授 (60007804)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ぐん 剣萍 北海道大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (20250417)
安永 秀計 京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助手 (80241298)
|
Project Period (FY) |
1995 – 1997
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1997)
|
Budget Amount *help |
¥4,300,000 (Direct Cost: ¥4,300,000)
Fiscal Year 1997: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
|
Keywords | ゲル / 構造規則性 / 形状記憶 / 相転移 / 相分離 / 構造転移 / 人工弁 |
Research Abstract |
アクリル酸と長鎖アルキル基(例えばオクタデシル基、ヘキアデシル基、テトラデシル基)を有するアクリル酸エステルの共重合体を合成した。この際にゲルのモノマー組成比・橋かけ密度などを系統的に変えながら、購入予定の示差走査熱量測定装置(ポ-キンエルマ-製、DSC-7)を用いて、構造転移と力学特性の関係を明らかにした。また広角、小角X線回折装置により膨張状態での高分子ゲルの構造を乾燥状態と比較しながら調べ、膨張挙動と構造の関係、構造形成と網目の役割の関係を明らかにした。 ハイドロゲルに形状記憶作用があることを見い出したのは大きな発見であり、この成果をNature, Macromolecules等に発表することができた。今後はゲルの形状記憶特性について詳細に検討する予定である。
|
Report
(2 results)
Research Products
(10 results)