Project/Area Number |
07751026
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
資源開発工学
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Research Institution | Muroran Institute of Technology |
Principal Investigator |
永野 宏治 室蘭工業大学, 工学部, 助手 (90212109)
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Project Period (FY) |
1995
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | き裂波 / 地下き裂 / 粒子運動 |
Research Abstract |
1モデルフィールドにおけるき裂波測定実験 1-(1)東北大学岩手県東八幡平高温岩体モデルフィードルの人工地下き裂を使って,反射き裂波を測定できるように長いデータ長でき裂波を測定した.また,地下き裂近傍の岩石層に三軸弾性波検出器を固定し,岩石層におけるき裂波の粒子運動を測定した.実験では加圧井と音源-センサの配置を換え,坑井と地下き裂からなる地下き裂システムにおける波動伝搬を総合的に評価できるようにした. 1-(2)地上き裂を地上より加圧し地下き裂を段階的に開口させながら測定実験を行い,地下き裂内圧とき裂波の関係を測定した. 2地下き裂システムの波動伝搬経路の解析 1のデータについて,地下き裂システムの波動伝搬経路を考察し,実体波,き裂波,チューブウエーブを特性した.特に、本実験ではエアガンの放出ガスに起因して速度が低下するチューブウエーブがき裂波の解析を困難にしていることを明らかにした. 3き裂波の方向推定 き裂波の粒子運動を周波数領域で解析するためにコヒーレンス行列解析を考察した.コヒーレンス行列解析によりセンサの帯域を考慮した解析が可能になる.そして,コヒーレンス行列の最大固有値に対応する固有ベクトルの方向が地殻応力計測やコアサンプルの破断面から推定した地下き裂の方向にほぼ一致することを示した.この解析に設備備品のワークステーション,増設磁気ディスクを使った.
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)