Project/Area Number |
07770788
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Psychiatric science
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Research Institution | 大分医科大学 |
Principal Investigator |
佐々木 一郎 大分医科大学, 医学部, 助手 (40244173)
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Project Period (FY) |
1995 – 1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1995)
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Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1995: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | パニック障害 / コレシストキニン / SPECT |
Research Abstract |
パニック障害においてコレシストキニン(CCK)が重要な役割を果たしていると考えられている。すなわちコレシストキニン・レセプターのアゴニストであるCCK_4を正常コントロールに投与するとパニック発作を誘発することが判明している。またこの誘発はCCKレセプターのアンタゴニストであるL-365,260およびCI-988で発作が抑制されることがわかっている。 我々はリンパ球の膜表面にCCK_Bレセプターの存在を見いだした。この細胞をCCKのアゴニストであるCCK_4で刺激すると細胞内Ca^<2+>が増加した。この細胞内Ca^<2+>増加においてはパニック障害の患者は正常コントロール、精神分裂症、うつ病に比べ有意に増加していることがわかった。すなわちパニック障害においてはCCK_Bレセプターが過感受性を示していることが考えられた。そこで私は予備的な研究としてパニック障害患者のSPECTを調べることにした。しかし、パニック障害の患者は正常コントロールに比べ有意な変化はみられなかった。
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