非分裂細胞で高効率に遺伝子発現可能な人工遺伝子デリバリーシステムの創製
Project/Area Number |
07F07452
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Biomedical engineering/Biological material science
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
原島 秀吉 Hokkaido University, 大学院・薬学研究院, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SHAHEEN Sharif 北海道大学, 大学院・薬学研究院, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,300,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 遺伝子デリバリー / 細胞内動態制御 / 量子ドット / FRET / MEND |
Research Abstract |
人工遺伝子ベクターのボトルネックとして、遺伝子発現効率の悪さが挙げられる。ウイルスベクターは発現効率が高いことが知られているが、その要因は主に、遺伝子の核移行後の発現効率にあることを明らかとした。遺伝子の核内動態を支配する要因としては、遺伝子のベクターからの脱凝縮化か大きく関与すると考えられる。そこで、細胞内、核内における脱凝縮化効率の定量化を試みるため、DNAを量子ドットでラベル化し、FRETの原理を用いて、脱凝縮化過程を解析した。蛍光プローブのローダミンラベル化ポリカチオンと量子ドットラベル化したDNAを凝縮する際の条件を最適化することで、効率的なFRETを検出できる条件を見出すことに成功した。また、本凝集コア粒子を搭載した多機能性エンベロープ型ナノ構造体(MEND)によって細胞内へ導入することにより、FRETの原理を用いて、核内の脱凝縮化過程を可視化し、脱凝縮化効率を定量的に評価することに成功した。さらに、核内の領域を核内DNAの染色像の強弱よりユークロマチン領域とヘテロクロマチン領域に分離し、各コンパートメントにおける脱凝縮効率を定量化することに成功した。現在本研究に関する論文の投稿準備を行っている。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)