歯科口腔領域におけるアドレノメデュリンの有効性に関する研究
Project/Area Number |
07J01785
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Surgical dentistry
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
中尾 一祐 Kyoto University, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2009: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2008: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | アドレノメデュリン / 骨 |
Research Abstract |
アドレノメデュリンの破骨細胞への影響について検討をおこなった。 1.破骨細胞のRNAを採取し破骨細胞におけるアドレノメデュリンのレセプターの発現の確認を行ったところアドレノメデュリンのレセプターであるCRLR,RAMPの発現を認めた。 2.脾臓から破骨細胞の前駆細胞を採取し、アドレノメデュリン添加郡、非添加群に分け破骨細胞誘導をおこない、破骨細胞分化におけるアドレノメデュリンの作用について検討をおこなったところ、アドレノメデュリン添加群において優位に破骨細胞分化が抑制された。アドレノメデュリン添加時に、下流シグナルであるcANP測定をおこなったところ、アドレノメデュリン添加群においてcAMPの上昇を認めた。その他の下流シグナルについてウェスタンブロットによりERK、P38などのシグナルのリン酸化の確認をおこなったところ、ERK、P38のリン酸化は認めなかった。 3.破骨細胞に分化後に、アドレノメデュリン添加したところ、濃度依存性に破骨細胞の細胞死が促進された。アドレノメデュリンが破骨細胞のアポトーシスを促進した可能性が示唆された。
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Report
(3 results)
Research Products
(6 results)