Project/Area Number |
07J03338
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Economic statistics
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
ウマルジャン アイサン Kyoto University, 経済学研究科, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2008: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 新疆ウイグル自治区 / 農村工業化 / 少数民族経営企業 / 民族問題 / Uyghur / 郷鎮企業 / 新疆 / 兵団 / 農業生産効率性 / 経営効率 |
Research Abstract |
1、平成19年度の「新疆地方と兵団の農業生産効率性」に関する研究進めた。この研究は新疆に特有な経済発展条件、特に経済発展のボトルネックになりうる問題を指摘し、解決の糸口を見出した点で意義が大きい。この論文を「アジア経済」に投稿しましたが、現在修正中である。 2、「新疆ウイグル自治区における農村工業化の実態と発展条件」についての研究結果に基づいた博士論文により、2008年9月24日に博士学位を取得した。社会的意義の大きい、かつ先見性のある開拓的な仕事として評価された。 新疆において経済問題が民族問題として現れる中、少数民族問題の解決は彼らが近代的産業に就き、経済的にも繁栄することなしには達成することができない。以下の3、4、5の研究は少数民族経営企業の本質と問題点を明らかにする目的のものであり、如何に少数民族経営企業経営企業を育てるかという点で参考価値が高い。 3、少数民族経営企業の経営メカニズム、企業家精神およびその発展を妨げる要因ついて研究を「成長するウイグル族企業-貿易仲介から製造業へ」として執筆し「京都大学上海センター年報」に投稿した。 4、中国政府の少数民族経済政策および自治区を持つ少数民族間の比較によりウイグル族の経済的地位を分析し、直面する経済的な課題に関しての研究を「Facing Economic Tasks of the Chinese Minorities:Case of Uyghurs」というタイトルで2009年5月に世界政治経済会議で報告する予定である。 5、中国の少数民族問題の本質について研究を2009年6月に中国経済学会大会で「中国民族問題としての経済問題」というテーマで発表する予定である。 特別研究員としての2年間の研究全般からみると期待以上に研究成果を得たと言える。平成20年度に査読付き雑誌に掲載した論文が少なかったが、平成21年中査読付きの雑誌に3本論文を投稿する予定である。また2009年末までに「新疆自治区における農村工業化に関する研究」をさらに蓄積し、書籍として出版するための作業も行っている。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)