Project/Area Number |
07J06720
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Perception information processing/Intelligent robotics
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
宮澤 一之 Tohoku University, 大学院・情報科学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2009: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2008: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | 虹彩認証 / バイオメトリクス / 3次元計測 / 位相限定相関法 / ディジタル信号処理 / 医用画像処理 |
Research Abstract |
平成21年度は,交付申請書の項目1.~2.に対応して以下の成果を得た. 1.平成19年度,20年度の成果,および本申請者の所属する研究グループによる研究成果を融合し,位相限定相関法(POC)に基づく統一的なマルチモーダルバイオメトリクス認証システムについて検討を行った.現在までに,指紋・虹彩・掌紋を使った認証においてPOCが高い有効性を示すことが確認されており,これらの独立したアルゴリズムを融合することで,利便性・信頼性に富んだシステムの構築が期待できる. 2.POCに基づく統一的なマルチモーダルバイオメトリクス認証システムを視野に入れた新たなバイオメトリクス認証として,人体の3次元形状を利用した個人認証について検討を行うとともに,3次元人体計測のさらに広範な分野への応用を検討した.平成20年度に開発したPOCに基づくステレオビジョンとロボットアームを組み合わせた人体形状計測システムを利用し,実際に人体全身を3次元計測することでその精度評価を行った.また,取得したデータを用いて3次元人体形状を利用した個人認証について検討を行った.さらに,人体形状データは医療・ヘルスケア分野においてきわめて有効に活用できることに着目し,特に,3次元医用データとカメラ画像の融合および浮腫治療の効果計測への応用を検討した.3次元医用データとカメラ画像の融合では,通常の医用データのみでは不可能なリアリティの高い人体モデルの生成方法を提案し,浮腫治療の効果計測では,これまで手動で行われていた下肢のサイズ計測を自動化することで大幅な効率化・高精度化を達成した.
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Report
(3 results)
Research Products
(28 results)