アフリカ都市路上商人の多面的な生計実践とその創造性にかんする都市人類学的研究
Project/Area Number |
07J09676
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Cultural anthropology/Folklore
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小川 さやか Kyoto University, 文学研究科, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2007 – 2009
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2009)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2009: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | タンザニア / 路上商人 / 暴動 / 越境 / 東アフリカ関税同盟 / 共同性 / 実践 / 狡知 / 商慣行 / 文化人類学 / 価値規範 / スーダン |
Research Abstract |
平成22年度上半期は学術振興会特別研究員の成果として著書を出版するために、博士論文を加筆修正し、日本学術振興会の学術出版助成に応募した。本書は、タンザニアの都市零細商人マチンガがグローバルな資本主義経済の論理や流動的で半匿名的な都市社会の人間関係に適合しながら、いかにして市場経済のただなかにおいて互いの生を保証しあう独自の商慣行と共同性を築き・変容させていくのかを明らかにしたものである。 平成22年度下半期は、タンザニアのダルエスサラーム大学から出版予定の論文集に論文を投稿した。この論文は前年度に提出したモラル・エコノミー国際会議のプロシーディングを加筆・修正したものであり、従来、国家(都市権力)と弱者(被抑圧者)との二項対立図式から分析されてきた路上商人による抵抗を、路上という社会空間における多様な人間関係から再考したものである。平成23年2月中旬から3月下旬までタンザニアに渡航し、東アフリカ関税同盟再結成後のケニア、ウガンダ、ルワンダとの国境をまたぐ交易活動について参与観察と聞き取り調査をおこなった。この調査結果については、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科紀要African Study Monographに投稿準備中である。
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Report
(3 results)
Research Products
(8 results)