IL・1/TLRシグナルにおけるTAK1のダウンレギュレーションの解明
Project/Area Number |
07J10585
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
General medical chemistry
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
簑田 泰昌 Kyushu University, 生体防御医学研究所, 特別研究員(DC2)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2008: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | タンパク質キナーゼ / TAK1 / ユビキチン / ポロテオーム / インターロイキン / ダウンレギュレーション / NF-kB / クローニング |
Research Abstract |
自然免疫では特にinterleukin-1(IL-1)やTumor Necrosis Factor-α(TNFα)などの炎症性サイトカインの転写にNF-kBやAP-1が重要な役割を果たしている。これらのサイトカインは局所の炎症や全身の体温上昇など自然免疫において重要な役割を果たしている。またこれらの炎症性サイトカインの過剰な産生やシグナル抑制系の破綻は敗血症等の重篤な疾患を誘導する。TAK1は、これらのシグナル伝達に必須のセリンスレオニンキナーゼである。TAK1の活性化は刺激による一過性のものであり負に制御する機構が存在するはずであるがその機構はほとんど明らかになっていない。そこで本研究ではTamdem-Affinity-Purification(TAP)法によってTAK1をbeitにプロテオミクスからのアプローチを行い、TAK1のダウンレギュレーションに関与すると考えられる分子の探索を試みた。HeLa細胞にTAP-TAK1を過剰発現させ、未刺激時にはTAK1と結合せず、IL-1□刺激5分後に結合する分子群をLC/MSを用いて網羅的に探索を試みた。同定した分子群に関していくつか候補を絞ってクローニングを行い、293細胞に過剰発現させTAK1の活性によるNF-kBのレポーターアッセイを行った。その結果TAK1のダウンレギュレーションを担うと考えられる分子としてFBXW5を見出した。この遺伝子はF-ボックスを有するSCF複合体型E3ユビキチンリガーゼの一種であり、現在までに過剰発現の系の実験では、TAB2に会合しTAK1の活性化を負に制御していることを明らかとした。また上記分子は過剰発現の実験結果より、TAB1の分解を促進しその結果TAK1の活性を失うことが示唆された。さらにsiRNAを用いたノックダウンによってIL-1刺激によるTAK1のリン酸化が遷延することも明らかとなった。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)