mi転写因子による受容体チロシンキナーゼ癌原遺伝子の発現制御
Project/Area Number |
08265236
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
野村 慎太郎 大阪大学, 医学部, 助教授 (80159087)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北村 幸彦 大阪大学, 医学部, 教授 (70028520)
実宝 智子 大阪大学, 医学部, 助手 (70252658)
辻村 亨 大阪大学, 医学部, 助手 (20227408)
廣田 誠一 大阪大学, 医学部, 助手 (50218856)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | チロシンキナーゼ / 転写因子 / マウスミュータント / mi遺伝子座 / 細胞移動 / 細胞接着 / マスト細胞 / c-fos |
Research Abstract |
マウスにおいてmi遺伝子座の変異はマスト細胞、メラノサイト、破骨細胞、網膜色素上皮細胞の増殖、あるいは移動に重大な影響を与える。この原因について、我々はmiミュータント由来のマスト細胞で受容体チロシンキナーゼ癌原遺伝子c-kit遺伝子の発現が正常マウスに比べて著しく低下していることを示した。特に培養マスト細胞を用いてmiミュータントと正常細胞間でのcDNAサブトラクションライブラリーの作成c-kit、チロシナーゼ、マスト細胞特異的プロテアーゼ5、および6、grnazyme B、オステオポンチン遺伝子においてmi遺伝子産物が各遺伝子の5'上流域に特異的に結合する部分を決定し、プロモータアッセイを行い、これらの遺伝子において重要な転写因子として機能することを証明した。また、mi遺伝子における既知のさまざまな変異を導入した発現組替え体を用いて、mi遺伝子産物の細胞内での局在性を検討し、basic regionに存在する変異である。mi^<ew>,miが核に移行できないことを証明した。これらのミュータント遺伝子産物の標的遺伝子上流域に対する結合性、プロモーター活性化の欠損についても詳細な検討を行なった。さらにmi遺伝子産物に特異的な抗体を構成し、mi遺伝子産物と相互作用をする遺伝子産物の同定を行った結果、癌原遺伝子c-fosが特異的に結合することを見いだした。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)