Project/Area Number |
08640114
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Geometry
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
作間 誠 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30178602)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 智 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (70226835)
渡部 隆夫 大阪大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (30201198)
小磯 憲史 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70116028)
臼井 三平 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (90117002)
伊吹山 知義 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60011722)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 双曲的デーン手術 / 最短垂直測地線 / 解消トンネル / ザイフェルト曲面 / 結び目解消操作 |
Research Abstract |
1。カスプ付双曲多様体内の最短垂直測地線の研究。 秋吉宏尚、中川義行との共同研究により、ホワイトヘッド絡み目補空間の(一方のエンドに関する)双曲的デーン手術で得られるカスプ付双曲多様体内の最短垂直測地線を決定し、それが、解消トンネルになっていることを確認した。これは、「カスプ付双曲多様体内の解消トンネルはその標準的分解の辺と同位であろう」という予想を支持し、円周上の穴開きトーラス束に関してはその予想が肯定的でありことを導く。また、この結果は、穴開きトーラス束、及び2橋結び目補空間の標準的分解、ひいては基本群が2元生成である双曲多様体を理解するための最初の一歩に相当する。 2。絡み目のザイフェルト曲面の研究。 平澤美可三との共同研究により、特殊交代絡み目の最小種数ザイフェルト曲面を分類し、それらから構成される垣水複体の構造を完全に決定した。特に、その垣水複体は球体に同相であることが示せたので、「垣水複体は可縮であろう」という垣水の予想を特殊交代絡み目に対して証明したことになる。バークレーで開催された国際研究集会で共同研究者の平澤美可三がこの結果を発表したところ、垣水複体複体の概念を一般の3次元多様体の2次元ホモロジー類に対するものに一般化して考察してはどうかという示唆をGabai氏より受けた。この問題は今後の重要な研究課題である。 3。絡み目の村杉分解の研究 特殊樹状絡み目のザイフェルト曲面からホップバンドを村杉分解で取り出す方法を研究し、特別なクラスに対しては、それを完全に解明した。これを用いるとそのクラス内の結び目の結び目解消操作が分類できる。この研究を一般の樹状絡み目、ひいては一般の結び目、特にファイバー結び目に関して行うことは、結び目解消操作の研究、及びファイバー結び目に関するGabaiの予想との関連で非常に重要である。
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Report
(1 results)
Research Products
(6 results)