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日射入力・外気温出力関係の大気圧性状による類別化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08650699
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section一般
Research Field Architectural environment/equipment
Research InstitutionKyoto Institute of Technology

Principal Investigator

岡田 康郎  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (30027924)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Keywords気象データ / 日射量 / 外気温 / 大気圧 / 線形回帰 / 確率分布
Research Abstract

建物の初期設計時では、設計案に応じて形成される内部空間の熱環境条件を、実際的な手法によって迅速且つ包括的に予測評価できることが望ましい。建設地の気象値確率分布から建築内部空間の熱環境値確率分布を求める手法を既に提示し、その基礎となる気象データの確率分布表現法に関して日射量および外気温を取り上げて継続的に研究を進めてきた。実際的であることの要件は、用いる確率変数の数が少ないことである。そこで、気象変数間の線形回帰性の濃い部分を辿って確定従属近似をあてはめ、独立変数を減すことの可能性を探求している。本研究の主題は、線形回帰の近似あてはめに工夫を要する日射量と外気温の日周変動成分間の相互関係について、筑波(田園地)での長期データに基づいて既に得ている近似の考え方が普遍性を持つかどうかを都市域(京都)について観測に基づいて探ることである。知見は、日射量と外気温の日周変動成分値同時データの散布図において大気圧の時間的変化傾向(上昇、一定、下降)によって標本をグル-ピングすると、発生域の序列が月別にも一定して現われること、全体一括のバラツキ具合よりもグループ毎の線形的密集度が高く現われることであった。新規観測データはまだ集積が不足であるが、分布域の傾向については上記を否定するものではないことは認め得た。今後、データ蓄積を継続し検討を深める。今回のもう一つの成果は、筑波データの新規取得分についての再検討結果もふまえて、大気圧だけの説明力では不足ではないか、援用すべき別種の独立気象値パラメータは考えられないかという今後の研究展開の方向が見い出されたことである。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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