MODYマウスの責任遺伝子座の連鎖解析と食餌制限による合併症の予防の検討.
Project/Area Number |
08670383
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Hygiene
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Research Institution | Akita University |
Principal Investigator |
小泉 昭夫 秋田大学, 医学部, 教授 (50124574)
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Project Period (FY) |
1996
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
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Keywords | 糖尿病マウス / 連鎖解析 / 第7番染色体 / IDDM4 / FGF3 |
Research Abstract |
秋田大学医学部衛生学教室で維持していたC57BL/6のコロニー中の雌のなかに血糖値350mg/dlを示す糖尿病マウスを見い出し、正常血糖をしめす雄と交配した。F1得た後は、糖尿病雄を10週で日本クレアから購入した正常血糖をしめす雌と交配した。F7世代まで同様な手順で、糖尿病マウス雄を正常雌と交配した。 糖尿病形質は常染色体優性遺伝形式で遺伝し、雄の場合、生後7-10週で高血糖を示した。雌の場合は、随時血糖あるいは、グルコース負荷により耐糖能の以上を示した。糖尿病発症後雄マウスでは、45週までに50%死亡したが、雌マウスでは1年以上生存した。肥満は認められなかった。 責任遺伝子の所在を特定するために、糖尿病C57BL/6マウス雄、雌をC3H/Heと交配し、F1を得、その後C3H/He、あるいはC57BL/6へ戻し交配しN2を得た。これらの動物のDNAを用い、82個の(15.9【plus-minus】6.25cM)マイクロサテライトマカ-を用いて19本全ての染色体を検索し、連鎖解析を行っ 連鎖解析の結果、7番染色体テロメアのマイクロサテライトマカ-と強い連鎖を認めた。F1xC3HではD7Mit238と27【plus-minus】6cM(Lod Score=3),F1femalexB6maleではD7Mit189と8【plus-minus】4cM(Lod Score=10.3),F1malexB6femaleではD7Mit189と2【plus-minus】2cM(Lod Score=15.6 我々のマウスは遺伝形式からヒトMODYに似ているが、現在まで報告されているヒトMODY遺伝子の相同遺伝子は7番染色体には存在しない。この領域にヒト糖尿病関連遺伝子Ins2(IDDM2)、IDDM4が知られているが、連鎖解析の結果、FGF3の存在位置がこの領域に存在することからFGF3に強く連鎖するIDDM4との関連を今後検討する必要があろう。
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Report
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Research Products
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