細胞内小胞輸送における低分子量GTP結合蛋白質および3量体G蛋白質の役割
Project/Area Number |
08680676
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Functional biochemistry
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
中山 和久 筑波大学, 生物科学系, 助教授 (40192679)
|
Project Period (FY) |
1996
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 1996)
|
Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
Fiscal Year 1996: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,600,000)
|
Keywords | ADPリボシル因子 / 低分子量GTP結合蛋白質 / 小胞輸送 |
Research Abstract |
細胞ないのタンパク質輸送に関与する輸送小胞の形成には、低分子量GTP結合蛋白質のADPリボシル化因子(ARF)が貴重な役割を果たす。本研究ではこのARFに関して以下のことを明かにした。 1.マウス脳および肝臓のcDNAライブラリーから6種類のARF(ARF1-ARF6)のcDNAをクローニングしその構造を明かにし、それらがお互いに高い相同性を持つことを明かにした。 2.ノ-サンブロッティングを行ったところ、これらは調べた限りすべての組織、細胞で発現していた。 3.エピトープタッグをつけた各ARFの発現ベクターを作製し、培養細胞に発現させて、細胞内の局在を蛍光抗体法で調べたところ、ARF1-ARF3はゴルジ体に局在し、ARF4-ARF6はゴルジ体を含みさらに広い細胞内領域に局在することが明かになった。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)