Budget Amount *help |
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
|
Research Abstract |
・"Scientific Research Grant"に対する報告書 不均一誤り保護符号:新しい構成法とその応用 -不均一誤り保護(UEP)に対する畳込み符号の提案を行なった.この符号は一般化連接符号(GCC)として構成され,短いブロック符号を内符号とし,2元の畳込み符号を外符号として用いている.(ISITA'96).この構成法は多段復号法を行なうことで,実装に必要なコストを大幅に削減できるという利点がある.外符号としてパンクチャド畳込み符号(PCC)を用いた可変符号化率符号化法(WMWCC'96)に対する本構成法の応用は,このような方式で,最適な符号を構成することが可能であるということを示している. -外符号として非2元の最大距離分離(MDS)符号を用いて,内符号としてリ-ド・マラ-(RM)符号を用いたGCCを,高効率なトレリス線図に基づく復号器により実装できることを示した(ISITA'96).これらの符号の中には,比較対象となるBCH符号よりも良い性能を持つものがある. -高品位テレビ(HDTV)のディジタル衛星放送に対する新しい周波数利用効率の高い8PSKブロック符号化変調方式の提案を行なった.本方式により,重要度の最も高いビットに対しては,従来の符号化変調方式では現実的には不可能な,良い性能を達成することができる(GLOBECOM'96). -予備的研究として,レイリーフェージング通信路に対する上記のアイディアの拡張を行なった(GISS'97). 本研究期間中に出版された論文 ・ISITA'96 ・WMWCC'96 ・GLOBECOM'96 ・ISITA'96 ・CISS'97
|