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集中定数部と分布定数部をもつ系に対する集中定数部の中の情報を用いた制御系の設計法

Research Project

Project/Area Number 08750543
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 計測・制御工学
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

久保 智裕  徳島大学, 工学部, 講師 (20205123)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 1996: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Keywords分布定数系 / 最適レギュレータ / 集中分布混成系
Research Abstract

産業応用上重要な分布定数系の中には,集中定数部分と分布定数部分とが互いに結合した構造をもっているもの(集中分布混成系)があります.このような構造をもつ制御対象に対し集中定数部分の状態のみを観測してこれをフィードバックに利用する制御方式(集中定数部分フィードバック)が知られています.本研究ではそのような制御系が持つさまざまな性質を調べ,新しい制御系設計法として提案することができました.本研究では理論的検討と計算機シミュレーションによる検討を行いましたが,本補助金で購入いたしました制御理論関係図書および計算機用増設メモリーを有効に活用させていただきました.
本研究の前半では,提案している制御系のロバスト性について検討を行いました.そして有限次元最適レギュレータが安定性を保つことが保証されているクラスと同じクラスの入力側非線形摂動に対してこの閉ループ系の安定性が保持されることがわかりました.その結果を計測自動制御学会関西支部30周年記念シンポジウム(大阪)で発表いたしましたが,本補助金の旅費を活用させていただきました.また本研究の後半では,提案している制御系の最適性について検討を行いました.そしてこの閉ループ系があるクラスの2次形式評価関数を最小化する最適制御になっていることがわかりました.その結果をIEEE Conference on Decision and Control(神戸)で発表いたしましたが,本補助金の旅費を有効に活用させていただきました.

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

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