• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

バルーン傷害後狭窄動脈壁における導入Thrombospondin1遺伝子の機能 -In vivo Gene Transferによる検討-

Research Project

Project/Area Number 08770500
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Circulatory organs internal medicine
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

新宮 哲司  広島大学, 医学部, 助手 (20263684)

Project Period (FY) 1996
Project Status Completed (Fiscal Year 1996)
Budget Amount *help
¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 1996: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Keywordsthrombospondin / 動脈硬化 / 血管傷害 / 遺伝子導入
Research Abstract

実験計画当初はヒトthrombospondin(TSP)1を用いて、in vitro用発現ベクターとしてpCB6(+)またはLXSNに、またin vivo用実験としてpXCJL-2アデノウイルスベクターにCMVプロモーターとともに組み込む予定であったが、いずれも組み替え実験に成功しなかった。しかし、同時にマウスTSP1およびTSP2のcDNAを既報に基づきクローニングに成功したため、ヒトTSP1を用いることは断念し、マウスTSP1およびTSP2について発現ベクターの作製を試みた。その結果、マウスTSP1をpBK CMVおよびLXSNに、マウスTSP2をpcDNA3およびLXSNに組み込むことに成功した。現在in vitroで血管平滑筋細胞(A10)あるいは内皮細胞(HUVEC)においてTSP1および2の機能を検討中で、予備実験ではTSP1は血管平滑筋細胞の増殖を促進し、内皮細胞の増殖を抑制するようである。In vivoの遺伝子導入実験についてはhydrogel polymerを用いた導入法を確立したので、今後計画を進めていく予定である。In vivoの予備実験として、ウサギ頚動脈のバルーン傷害血管において、組織学的に平滑筋細胞に富んだ内膜肥厚を認め、同部のヒトTSP1抗体を用いた免疫染色では、内皮細胞および細胞成分の密な管空側に近い平滑筋細胞にTSP1の濃染を認めたが、肥厚部分の比較的細胞の疎な部位には、TSP1の発現はほとんど認められなかった。また、傷害血管より抽出したRNAを用いてNorthern blotを施行したところTSP1の発現を認めた。これらの所見は、対照血管においては認められなかった。

Report

(1 results)
  • 1996 Annual Research Report

URL: 

Published: 1996-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi